コンテンツSEO。似たような言葉がたくさんあるので、正直、どんなものなのか、どんな意味なのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。コンテンツSEOは、はっきりとした意味はないまま、業界で使われるようになった言葉です。この記事では、コンテンツSEOについて、そしてよくわかりにくいコンテンツマーケティングとの違いについて解説します。
SEO目的でサイトを充実させるコンテンツSEO
コンテンツSEOとはSEOの施策の一部であり、外部対策や内部対策とともに行われるべきものです。Webサイトに、ターゲットユーザーにとって有用なコンテンツを継続的にアップロードすることでキーワードを充実させ、検索結果ページの上位に表示させることを目指します。特にビッグキーワード検索時の表示順位が上がれば、ロングテールキーワードの検索を経由した流入も増やせるので、集客においてとても有利です。
これを整理すると、
・ユーザーにとって有用なコンテンツを提供しつづけること
・検索エンジンが理解しやすいコンテンツを提供しつづけること
が、コンテンツSEOです。
コンテンツSEOで重要なこと
ユーザーにとって有意義なコンテンツを提供し続けるということは、キーワードをたくさん使ってユーザーをページに呼び込むことではありません。ユーザーがそのコンテンツに価値を見出せなければ、ユーザーはすぐにWebサイトから離れてしまいます。そのため、コンテンツの質を高く保つことがとても重要です。
ユーザーにとって理解しやすいコンテンツでも、その内容がほかのWebサイトのコンテンツと酷似しているようでは意味がありません。構成も含めてオリジナルのコンテンツを提供する必要があるので、重複率をチェックすることもとても重要です。
コンテンツSEOにおいては、質のほかに量も大切な要素です。Webサイトの立ち上げから豊富なコンテンツを用意することは大変ですし、短い期間でコンテンツを大量生産して、あとは放置…でも効果は出ません。地道に、継続的に良質なコンテンツをアップロードすることで、量もカバーすると考えるといいでしょう。
コンテンツSEOとコンテンツマーケティング
ここまでご紹介してきたことを考えると、コンテンツSEOとコンテンツマーケティングは同じものとも感じられるのではないでしょうか。
「コンテンツSEOは、コンテンツマーケティングとの比較対象ではなく、コンテンツマーケティングの一部」
これがもっともコンテンツSEOにふさわしい説明です。コンテンツマーケティングは「認知」「理解」「比較・検討」「リピートや口コミ」というプロセスで行われますが、コンテンツSEOは、コンテンツマーケティングの中で認知の役割を担っています。もちろん、SEOはほかのプロセスにおいても重要なコンポーネントですが、コンテンツSEOは、見込み客や潜在顧客を発掘することを目的に行われるものだと考えるといいでしょう。
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