ECモールやウェブショップのマーケティングにブログを利用するなら、目指すべきはやはり検索上位に表示させることです。もちろん検索上位にブログを表示させることが目的ではありませんが、マーケティングであるからこそ、誰にも届かない記事を書いても意味がありません。この記事では、ブログをGoogleの検索で上位表示させるために書くべきコンテンツについて説明していきます。

ブログを検索上位に・ターゲットユーザーのための記事を書く

ブログ

ターゲットユーザーを絞り込み、上顧客になってもらうためのさまざまな情報やサービスを提供し続けることは、どんなサイズのビジネスにおいても大切なことです。こんなお客様も、あんなお客様もいる。もちろん特徴の同じユーザーだけでビジネスが成り立っているわけではありませんが、あなたのビジネスにも典型的なユーザーがいるはずです。ターゲットユーザーは、あなたのショップやライバルショップに何かを求めている人たちです。なんらかの問題を、あなたやライバルに解決してもらいたいと考えている人たちです。ブログを検索上位に表示させるためには、ターゲットとなるユーザー像を特定して、彼らの抱えているなんらかの問題を解決する必要があります。

ターゲットの絞り込み

ターゲット像の特定は、「想像」によるところも多分にありますが、ネットショップの場合は顧客の情報を集めやすいので、実店舗よりはかんたんに、「より詳しい想像」ができるはずです。ターゲットユーザーは、できるだけ詳しく絞り込むことが大切。性別や家族構成、住んでいる地域、仕事など…もちろんそこまで正確な情報がなくても、典型的な顧客像は見えてくるものです。このような典型的カスタマーのことを「ペルソナ」と呼びます。

ペルソナが求め、解決したいことを記事に

ペルソナを設定することのメリットは、ぶれずにマーケティング活動を進められることです。あんな顧客、こんな顧客、といった調子で仕事をしていては、効率のいいマーケティングとはとても呼べません。典型的な顧客像を設定することで、チーム全員が同じ方向を向いて仕事ができるようになります。記事を書く際は、ペルソナが求めていること、解決したいことを思い浮かべ、その解決策を提案します。

ペルソナがどんな行動パターンで自分のビジネスに関わっているのかを考えながら、その要所要所で異なる解決策を提案するのが効果的です。

ブログを検索上位に・Googleを意識することは大切

検索

このように、ターゲットを絞り込んでブログを書くことは大切なのですが、これだけではペルソナに記事を読んでもらうことはできません。ペルソナが困っていること、求めていることはキーワードに表れますので、このキーワードを調査したうえで記事を書きます。キーワード調査を行う際は、「関連キーワード取得ツール(http://www.related-keywords.com/)」のほかに、「検索数予測ツール(http://aramakijake.jp/)」などを使うと便利です。自分が良さそうだと思ったキーワードでも、意外に検索数が少ないことがあるので、こういったツールを使ってチェックしましょう。もちろん、検索数がすべてではありません。検索数が少ないロングテールキーワードは、ビッグキーワードよりもアクセス数は少なくなりますが、よりビジネスにつながりやすいキーワードです。このようにキーワードを選んで記事を書くことは、ペルソナだけではなく、Googleも同時に意識していることになりますので、ブログのSEOにつながります。対象キーワードでの上位表示につなげるには、このような作業を繰り返しながら、地道に記事を積み重ねていくことが大切です。

ブログを検索上位に・自分でできるSEOはやっておく

見出し

ブログを検索上位に持っていくためには、やはりSEOは欠かせません。記事を書くだけでもたいへんなのにSEOまではできない…とお考えの方はご安心ください。そんなテクニカルなSEOは必要ありません。ごくシンプルなSEOをするだけです。

タイトルと見出しにキーワードを含める

ペルソナのために選んだキーワードは、記事のタイトルに必ず含めます。こうすることでGoogleに、何についての記事なのかを知らせることか可能です。また、タイトル同様に大切なのが見出しです。タイトルや見出しは「hタグ」と呼ばれるタグを使って記述します。WordPressでも無料ブログサービスでも、通常はタイトルや見出しは、決まった場所にただ打ち込むだけでhタグとして反映されますので、実際にhタグを使って自分で記述することはあまりありませんが、SEOにおいて重要な要素なので覚えておきましょう。Googleのボットは、本文ももちろん読みますが、このhタグから記事の内容を判断しています。

せっかくペルソナのためになる記事を書いても、届かなければ意味がありません。検索エンジンに正しく内容を教えてあげれば、ペルソナも記事を見つけやすくなります。

Kaiteoでは、ブログなどのオウンドメディアを使用してユーザーを真の顧客に育てるスタイルのマーケティングで、ECサイトなどのスモールビジネスを支援しています。ショッピングサイトやB to Bサービスの販促にコンテンツの導入をお考えの方は、ぜひご相談ください。

ブログについての記事はこちらにもあります。

ブログをECのマーケティングに活用・初心者向けに記事の書き方を解説

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