ECサイトやモールのマーケティングのためにブログを始めようと考えているけれども、記事の書き方もわからなければ、何から手をつけていいのかもわからず、結局は計画が進んでいない…こんな経験はありませんか?この記事では、コンテンツマーケティングの第一歩であるブログ記事の書き方の基本について、初心者の方にもわかりやすいように解説していきます。InstagramなどのSNSが注目されている世の中ですが、ECのマーケティングを始めるならブログがおすすめです。
ブログ記事の書き方・基本
ブログを始めると決断しても、ただパソコンの前に座るだけでは記事を書くことはできません。日頃からたくさんの記事を書いているライターでも、何もない真っ白な状態から書き始めるのはたいへんなことです。では、ブログ記事を初めて書こうとする人は、まず何をすればいいのでしょうか。
ターゲットを決める
ブログ記事を書く際は、誰に向けて書くのかを考えることが大切です。自分のECサイトの典型的な顧客像を思い浮かべてみてください。彼らはどんな人たちで、あなたのショップに何を求めているのか、何を解決したいと思って訪問しているのかを考えてみてください。ターゲット像が固まったら、そのターゲットが求めていることを基にキーワードを考えます。
記事を構成する
記事を書き始める前に、書きたいことをまとめます。書く前に記事を構成しておくことで、迷わずに書ける。これはどんなレベルのライターでも同じことです。私たちは学校で「起承転結」や「序論・本論・結論」などの文章の形について勉強しましたが、覚えていますか?ブログ記事も、最初はこのような形式に則って構成してからライティングを始めるのがおすすめです。最近、マーケティングを目的としたブログ記事やWebページには「結論・理由・解説・結論」の4部構成「PREP法」がよく使われています。
PREPは、結論(Point)、理由(Reason)、具体的な解説や例(Example)、そして最後にまた結論(Point)という構成です。もちろん、PREP以外にもたくさんの書き方があります。しかし、冒頭に結論や記事の内容を説明する文章をもってくる形はネットでは「定番」といえるほどよく使われているので、初めての方はぜひPREPで構成してみてください。
タイトルや見出しは重要
インターネット上でターゲットに認知してもらうためには、適切なキーワードを選択し、そのキーワードを使ってブログ記事を書くことが大切です。ブログのタイトルや見出しはSEOを考えるうえで重要な要素ですので、ここにキーワードをうまく組み込んで記事を構成しましょう。数々のキーワード選定ツールがありますが、「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)http://www.related-keywords.com/」は、シンプルで初めての方でも扱いやすく、キーワード選びの参考になります。
ブログ記事の書き方・実践
ブログ記事の書き方を、先ほどご紹介したPREPに合わせて説明していきます。
結論が先頭に来る理由
結論はストーリーの核心。先頭に持ってきたらそれで終わってしまうのでは?と思われるかもしれませんが、これにはわけがあります。PREPは、ブログなどのウェブサイトだけではなく、ビジネス文書やプレゼンの構成にもよく使われています。PREPの優れているところは読む人、聞く人を引きつける最初のインパクトです。
ブログやウェブサイトの記事でPREPがよく使われるのは、勘の良い方はおわかりかと思いますが、「離脱を防ぐため」です。冒頭で興味を持ってもらい、最後まで読んでもらう。シンプルですがこれを積み重ねることで優良な顧客を育てることができます。ただ、離脱を防ぐには冒頭の結論だけでは足りません、間髪を入れずに理由を説明します。
理由をすぐに説明する理由
記事の内容に興味を持ってくれたユーザーは、記事の結論について「どうしてだろう?」「なぜだろう?」と感じているはずです。そこでユーザーがよからぬ考え(離脱)を実行に移す前に、結論に至った理由を説明してあげます。インターネットはワンクリックで離脱できてしまうので、ユーザーは退屈に感じたらすぐにどこかに行ってしまい、なかなか戻ってきてはくれません。
具体的な解説や例でもうひと押し
理由を説明したら、具体的な説明や実例をあげてもう一押しします。ビジネスや大学の優れたプレゼンテーションは、まさしくこの流れでビジネスパートナーや教授を納得させます。例をあげることでユーザーははっきりと頭の中で結論をイメージできるようになるでしょう。
結論をもう一度
もう一度、最後に結論を示すことで、ユーザーを納得させます。ユーザーがブログを購読してくれるようになれば成功です。ただ、この先も同様のプロセスを繰り返し、コンバージョンにつなげてはじめて本当の成功だといえます。
ブログ記事の書き方・校正
PREPの構成でブログを書き終わったら、ライターは読み返して誤字や脱字、文法の誤り、内容に矛盾がないかなどをチェックします。ただ、ここで終わってはいけません。校正が残っています。個人や小さなチームでは専門の校正スタッフを置くことは難しいかもしれませんが、それでも校正は必ず行ってください。記事を最後まで読んでもらうには構成とともに質の高い文章を書くことも大切です。稚拙な誤字や脱字が多いと離脱の原因になります。
Kaiteoでは、多忙なeコマース運営者の皆様に代わり、記事作成と戦略的マーケティングサポートサービスを提供しています。「校正だけ」「プレスリリースのライティングだけ」などの部分的なお仕事だけでも受けておりますので、ブログを使ったマーケティングを始めたいとお考えの方は、ぜひKaiteoまでご連絡ください。
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